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勝手なもんだね

  • 2月10日
  • 読了時間: 5分

更新日:2月11日

どうも!不屈の卑屈のVo.折笠です。

年も明けて2月となり、

冬真っ盛りでおそろしい寒さですが皆様お元気でしょうか。


久々のblog更新です。私は現在新曲のデモをコシコシ作っておりますが、中々歌を当てはめるのに苦悶しているわけであります。歌詞を書くのは常に散歩しながらでも通勤中でも夜勤中でも勤しんでいるわけなのですが、出来た歌詞を曲に当てはめる作業、これがどーにも難しい!自分は音楽的素養が皆無なことを公言した上で制作しているわけですが、一人の制作でも取捨選択に厳しいものがあるのに4〜5人で曲を作っているバンド編成の皆様はいったいどうやっておられるのか興味大関心なわけであります。

師匠(DJ菅原)と一緒にスタジオに入る際はもうすでに形になったデモを二人で修正+加筆するスタイルの役割分担なので、ここがまず私どもの制作の第一関門なのです。まあそれは自分との戦いなので頑張るしかないわけですけど、特にラップを作る人は曲に歌詞をあてはめる技術が本当にすごいなと思う今日この頃です。しかも上級者は「あえてちょっと入りを裏で」とか「拍にあえて乗せないでためる」とか「半拍で入って刻みを八分で細かく」、とかなんとなく聞くと自分には老舗料亭の厨房での板前の会話のようにしか聞こえないことを彼らは平然と音楽でやってのけるわけです。これは決してDisじゃなくてですね、本当に自分はその辺をいかに詳細に言語化されてもほぼわからんのですよ。その辺の技法を本で読んでもやっぱりわからず今だに雰囲気で師匠と話してます。本当にすみません。しかも彼らはそこに自分の信念と個性を乗っけるわけですからもうね、本当にすごいなとしか言えないですよね。

こういった煮詰まりには出来るだけ曲作りを始めたころのプリミティブな記憶を掘り返して対抗する、という行為をよくしてきたのですが、昔の曲作りなど19歳の時作った「死んだら肉棒売って暮らそう」かその半年くらい前か前後に作った未発表曲「鮭」、「アメリカザリガニ」(既にデモはパソコンごと廃棄)しか思い出せないので、これはもう使えない奥の手として封印するしかありませんわな。うーむ。


で、話は変わらないようで変わりますが僕は人生に勝ち負けなど・・じゃなくて、話を変えて皆さんは子供時代に聴いて頭に残っている、あるいは今だに口ずさんでしまう曲ってありますか?私は多分あると思うんですよ。で、これは自分の仮説なのですが、音楽をプロアマ問わず制作、演奏している人たちには絶対「子供の時からなぜか覚えていて、つい歌ってしまう根源的な影響を受けている曲あるいはそのフレーズ」が存在すると私は思うのです。それはお遊戯会で知った童謡かもしれないし、母親の子守唄かもしれないし、父親のカーステレオから流れた演歌の一節かもしれません。おそらくそういった何故か心に残っている1フレーズにこそ、自分の音楽制作の源流があるのではないかと私は推測します。

そしてもちろん自分にも、心に未だに残る曲のフレーズがあります。それは「グリーン・グリーン」です。そう、あの合唱曲の。しかし自分の場合、心に残っているのは片岡輝氏が作詞した本来の歌詞ではなく小学校の頃の友達のk君の替え歌でした。それは


「ある日パパと二人で 語り合ったさ そしたらパパは言ってた ラララ 勝手なもんだね〜」


というものです。原曲にはもちろんこんな一節は存在せず、語り合ったさ〜からk君の創作なのですが、当時k君は校内の至る所でこの一節のみを大声でリフレインしており、自分はそれを聞くたびに何故か大爆笑していた記憶があります。自分で説明してても意味がわかりませんが、何故かこの一節が大人になった今でも私の心を惹きつけてやまないわけです。k君は当時ちょっとエキセントリックな子供で、そのストレンジな行動もさることながら、ゲームと名のつく物はどんな媒体でもプロ顔負けの腕前のちょっと近所で有名な子供でした。ビートマニアの携帯バージョンは目隠しをしてハードモードをこなし、スト2では100%の確率で瞬獄殺を決めることが可能であり、ドラムマニアをゲームセンターでやればk君の周りに高校生の人だかりが出来たほどと言われています。そんな実績のあるk君が顔のパーツを中央に寄せながら声を振り絞り、学校生活のあらゆる場面で

「ある日パパと二人で 語り合ったさ そしたらパパは言ってた ラララ 勝手なもんだね〜」と力いっぱい歌う姿は今だに鮮やかに私の胸に焼き付いています。


今でもたまに入浴中などにそれを思い出して、真似して歌ってしまう自分がいます。原曲の全体像は正直自分はあまりわかっていないのですが、(よく聞くと結構悲しい歌詞+曲だった気がします。)

丘の上に広がる緑よりも、青空に笑う太陽よりも、「勝手なもんだね〜」と唐突に息子に投げつける父親の姿のほうが、何故か今も私の心にフレッシュな新緑の風を運ぶ気がしてならないのです。

この世はゲームのようには上手くはいかないことばかりであり、いくら攻略したとしてもまた次の問題が現れてきます。自分のコントロール出来る範囲を超えたもの、それらは時に身勝手に、時に潔く、我々の心をかき乱していくのかもしれませんが、とりあえず諦めることなく最適解を見つけるよう取り組んでいけば、いつか我々は新緑の丘へと歩みを進めることが出来るのかもしれません。そんな思いとそのフレーズを胸に抱きつつ、まず自分は譜割りの勉強をするために近場のYAMAHAに教則本を買いに行こうと思います。

まあ言ってるだけで多分買わないでしょうけど、感覚を研ぎ澄まして取り組むのもひとつの答えということで良いことにしましょう!


ラララ 勝手なもんだね〜 


ではまた!


折笠










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